著者:近江誠
四六判/232ページ
定価 1,260円 (本体 1,200円)
発売日 2005年3月31日
ISBN4-09-387567-7
英語学習については、従来から「英語は慣れだ。話されている国に住めば誰でも話せる」「英会話はやはりネイティブに限る」「受験英語、学校英語は役立たない」「スピーキングなどやっていたら受験に受からない」「小学校から始めれば英語は上達する」といった、素人によるもっともらしい評言が跋扈してきました。そうした素人の、ファッション感覚で常識然となった発言がこれまでいかに英語学習を誤らせてきたことか。
本書は、長年、英語教育に目覚ましい成果を上げてきたプロの教育家たる著者が、世の英語学習に関する上記のような常識のウソの一々を端的にズバリと暴き、他方で克服のための処方箋も解説した教育論です。本物の英語力を身につけるためには多読と音読を中心とした豊かな入力が大事だという観点から、具体的な学習実践例も豊富に示しつつ、マスコミをにぎわす英語教育改革論の謬見を正し、あるべき英語学習の姿を説く警世の書で、英語教育関係者のみならず、広く英語学習で悩む学生や父兄、社会人にも福音の書となるでしょう。